田中将大には厳しい未来が待ち受ける? 米医師が警鐘、米高級紙が報じる

オフに右肘の骨棘除去手術を実施

 ヤンキースは、田中将大投手が20日に右肘の骨棘除去のため関節鏡視下手術を受けたと発表した。

 球団側は2014年のヤンキース入団以前から抱えていた古傷とし、練習再開まで6週間という見通しも明らかにしている。軽症を強調する球団とは異なり、肘の権威は日本人右腕に厳しい未来が待ち受けるかもしれないと警鐘を鳴らしている。米高級紙「ウォール・ストリート・ジャーナル」は「タナカは利き腕に手術を受ける」と特集した。

 田中は今季終了後に関節から骨棘を取り除いた。これは2014年シーズンに入団する前から存在していたものと、ヤンキース側は説明。スプリングキャンプには復帰できると楽観的な見通しを示している。しかし記事によると、マウントサイナイ・アイカーン医科大学のマイケル・ハウスマン医師はこの骨棘が昨年7月に判明した右肘靭帯部分断裂により発生した可能性を指摘している。

「靱帯が弛緩すれば、肘(の関節)が少しグラグラしやすくなる。それが骨棘を生みやすい要因となる」

 同医師はこう語ったという。

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