日ハム栗山監督がドラ1上原に早くも“ベタ惚れ” 「かっこいいのは大事」
指名挨拶で対面「オーラを持っているし、存在感がある」
日本ハム・栗山英樹監督が、ドラフト1位で指名した明大・上原健太投手に“ベタ惚れ”だ。
ドラフト会議から一夜明け、東京・府中市の明大野球部合宿所で指名あいさつ。外れ外れ1位での指名となったが、190センチの長身から投げおろす最速151キロの直球が武器。指揮官が惹かれたところとは?
――上原に指名あいさつをして。
「イメージです。ウチのチームに合うと思った。(日本ハムは)プロ野球っぽくないチームなので、上原くんと話せて純粋な感じがウチらしい。そういう選手とやれるのうれしい。このまま1年、2年たっても、プロで活躍しても、このままでいてくれるような環境を作っていきたいと思います」
――会った印象は?
「スター性があるし、やっぱりかっこいいね。かっこいいのは大事なんだよ、野球選手は。そういうことを含めてイメージ通りです」
――かっこ良さですか?
「目力があるよね。あまり多くを語らないんだけど、本当に負けず嫌いなんだろうなと。(大谷)翔平も同じで、優しそうに見えて、どこかでは言うこと聞かない。そんな感じだろうなと。雰囲気は有原にも似ている」
――やはり1位指名選手か?
「オーラを持っているし、存在感がある。それに身体能力の高さがある。足の速さも岡よりも速いみたい。しっかり走れるのは大事。あの岡よりも速いかもしれないと聞いて、本当に楽しみ。プロに入ってからの伸びしろは、そこがベース(足の速さ)だと思う。そのスケール感、ウチのチームに入ってくれれば、非常に刺激になる。先発ローテ候補はいっぱいいるけど、さらに競争になってくれる可能性は高い。ウチには左がいなかったから、楽しみです」