WCゲームでは元Gマイコラスが先発候補!? ファンはカ軍のWC進出を熱望
MLB公式サイトが特集でファン投票を実施
例年にも増して混戦模様のナ・リーグ。現地20日終了時点、ワイルドカード(WC)での出場2枠を7チームが争っている。そこでMLB公式サイトでは「最もエキサイティングなナ・リーグWC組み合わせは?」という特集を展開。その中で読者にアンケートをとった結果、元巨人のマイルズ・マイコラス投手が所属するカージナルスが上位2カードに入った。
ア・リーグはレッドソックスが100勝を超える圧倒的な強さを見せているが、ナ・リーグの最多勝はカブスの89勝。さらに、カブスが所属する中地区では、ブルワーズが2.5ゲーム差、カージナルスが5ゲーム差で迫るなど激戦となっている。西地区に目を向けると、85勝68敗の首位ドジャースを、ロッキーズが2.5ゲーム差、ダイヤモンドバックスが6ゲーム差で追う展開。唯一2位以下に差をつけているのは、東地区首位のブレーブスだけだ。
日々の勝敗で順位が入れ替わる地区首位争いと並行して、目まぐるしく状況が変化しているWC争い。現地20日終了時点では、1位ブルワーズ(87勝66敗)、2位カージナルス(84勝69敗)となっているが、2位カージナルスから7ゲーム差以内にロッキーズ、ダイヤモンドバックス、フィリーズ、パイレーツ、ナショナルズの5チームが並ぶ。
となると、一発勝負のWCゲームは多種多様な組み合わせが考えられるが、特集では「最もエキサイティングな組み合わせ」を10カードを列挙。10位となった「カージナルス対ブルワーズ」の寸評の中で、「マイルズ・マイコラスはカージナルスで今季極めて素晴らしい活躍をしている。WCゲームに進出すれば、マイコラスが先発NO1候補だろう」と指摘した。
特集では、同時にファン投票を展開。ファンが最も見たいWCゲームの組み合わせには「カージナルス対カブス」が選ばれ、2位として「カージナルス対ブルワーズ」が続いた。さらに、カージナルスは4位「ドジャース対カージナルス」、5位「カージナルス対ロッキーズ」にもランクイン。シーズン中盤には成績不振で監督が解任されるなど、一時はプレーオフ進出が危ぶまれながら、見事巻き返しを図ったカージナルスの快進撃を望んでいるようだった。
(Full-Count編集部)