MLB史に残る“ザ・キャッチ”集にイチロー登場! フェンスよじ登り華麗に強奪
イチローが02年に見せた伝説キャッチも登場
美技と呼ばれる好プレーは、時代を経ても色褪せないものだ。MLB公式ツイッターとインスタグラムでは、近年米国で定着している「FBF(フラッシュ・バック・フライデー)」企画として、MLB史上に残るホームラン強奪キャッチ映像集を公開。その中にはイチローが02年に披露した華麗なるフェンスよじ登りキャッチも含まれていた。
まるでスパイダーマンを思わせる超人的なフェンスよじ登りキャッチが生まれたのは、2002年5月2日エンゼルス戦のことだった。7回1死二塁の場面で打席に立ったのはエンゼルスのギャレット・アンダーソン。変化球をすくい上げると、大きな打球はライト席に向かって飛んだ。ホームランかという打球だったが、これを背走で追いかけたイチローは、迫り来るフェンスに右足をかけて体を宙に浮かせると、左足でもうひと蹴りして上半身をフェンスから完全に突き抜けた状態にすると、体をひねりながら、やや逆シングルのような形で打球をグラブの中に収めた。
このイチローの強奪キャッチに加え、ジム・エドモンズ(カージナルス)、ゲイリー・マシューズJr.(レンジャーズ)、マイク・トラウト(エンゼルス)、WBC米国代表時のアダム・ジョーンズ(オリオールズ)らが披露した数々の美技にファンも驚嘆の声を抑えきれなかった。
「トラウトは最高」
「イチロー。ギャレット・アンダーソンから強奪した」
「いくつもの素晴らしいキャッチ! チャベスのキャッチは最高!」
「スーパーマン」
「1日中見ていられる」
「WBCのアダム・ジョーンズ。彼は文字通り飛んだ」
「ジム・エドモンズはセンターの怪物だった」
「イチローはフェンスを歩いている」
「伝説的」とも称される名プレーは、いつまでも人々の記憶の中で鮮明に生き続ける。