今季で引退のG杉内が古巣ヤフオクDを訪問 王会長から労いの言葉
王会長ら関係者、元チームメートらに挨拶
今季限りでの現役引退を表明した巨人の杉内俊哉投手が22日、古巣ソフトバンクの本拠地ヤフオクドームを訪れた。在籍時の監督だった王貞治球団会長や元チームメートらに引退の挨拶をし、王会長からはドーム内の一室で労いの言葉をかけられたという。
午後4時過ぎにドームを後にした杉内は報道陣に対応し「会長からは、17年間よく頑張ったということと、フォームのことを言われました。力を抜いたフォームがお手本だったと。ヤフオクドームは懐かしいですね。若い選手たちは面識はないですけど、松田とか長谷川とかは挨拶に来てくれて。彼らももう33歳、34歳。時が経つのは早いなと思いましたね」と語った。
9月12日に引退を表明し、10日間が経過し「楽なものですよ。スッキリしましたね」と晴れやかな表情を浮かべた杉内。鹿児島実業高から三菱重工長崎を経て、2002年に前身のダイエーに入団。FAで巨人にするまで10年間、福岡でプレーした。現在は、お世話になった人々への挨拶行脚中だという。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)