ホークス4連勝で5年連続CS進出決定 オリ山岡、リーグワースト12敗目
2回に甲斐の適時二塁打で先制し、3回にはデスパイネが復帰後初アーチ
■ソフトバンク 6-4 オリックス(22日・ヤフオクドーム)
ソフトバンクが4連勝で西武との差をキープした。22日、13日ぶりに戻った本拠地ヤフオクドームでのオリックス戦。2回に甲斐の適時二塁打などで2点を先制すると、3回にも2点を追加。先発の千賀は7回に3ランを浴びて降板となったが、リリーフ陣がリードを守り、12勝目をマークした。
2回、2死から松田が二塁打で出塁すると、オリックス先発の山岡を得意とする甲斐が右越えの適時二塁打。右翼・小田が一度前進してくるボーンヘッドもあって先制すると、続く高田も中前適時打を放ち、この回2点を奪った。3回にはデスパイネの復帰後初アーチとなる26号2ランで2点を追加。6回には甲斐がこの日2本目のタイムリーとなる右越え適時二塁打を放った。
先発の千賀は6回までオリックス打線に6安打を許しながら、無失点と粘りの投球。だが、7回に2死一、二塁から宗に3ランを被弾し、6回2/3、9安打3失点でマウンドを降りた。8回には3番手の加治屋が吉田正にソロを浴び、1点差に迫られたものの、なんとか逃げ切った。首位・西武に3連敗を喫した後、4連勝とした。
オリックスは先発の山岡が誤算だった。2回に2点を奪われると、3回にも2失点。6回途中10安打5失点で降板し、西勇輝と並ぶ両リーグワーストタイの12敗目を喫した。打線も前半は走者を出しながらも生かせない展開。7回に宗が2号3ラン、8回には吉田正が23号ソロを放って1点差まで迫ったが、反撃も及ばなかった。