前田を補強候補に挙げるDバックス、岩隈争奪戦参戦も?
先発投手の補強を画策するダイヤモンドバックス
ダイヤモンドバックスが来季の先発陣補強に向け、広島の前田健太投手に加え、マリナーズと今季限りで契約満了となる岩隈久志投手の争奪戦に参戦する可能性が浮上している。地元メディア「azcentral sports」が報じている。
今季ナ・リーグ西地区3位に終わったDバックスは最大の補強ポイントを先発陣としており、今季の先発投手のフリーエージェント市場にはビッグネームが揃っている。
記事ではDバックスが豊富な資金力を持ち、トレード要員も充実しているとしながらも、補強はそう簡単に進まないと指摘。レッドソックス、カブス、ジャイアンツ、アストロズ、ブルージェイズも今オフにエース級の獲得に動く模様で、ドジャース、ナショナルズ、カージナルス、レンジャーズもフリーエージェントとなる先発投手の動向次第で補強に動くことになると分析している。
ブルージェイズのデビッド・プライス投手、ドジャースのザック・グリンキー投手、ロイヤルズのジョニー・クエト投手、ナショナルズのジョーダン・ジマーマン投手という移籍市場の目玉も年俸2000万ドル(約24億円)から3000万ドル(約36億円)となると予想。そのため、Dバックスの獲得投手の価格帯から外れる可能性を報じている。また、エース級の年俸高騰に伴い、先発投手市場の“2番手クラス”のジャイアンツのマイク・リーク投手、アストロズのスコット・カズミアー投手の年俸も上昇すると予想。