ホークス東浜 チームの連勝伸ばせるか「毎イニングを全力でいくだけ」
オリックス打線に「下位から上位につながれないように」
ソフトバンク東浜巨投手が25日、オリックスとの今季最終戦に先発する。しばらく1軍を離れていた東浜は、ここまで4勝5敗と黒星が1つ先行。27日からの12連戦で迎える登板に弾みをつけるためにも、まずは自らの星勘定を五分にしておきたい。
18日のロッテ戦では、激しい雨の中でも6回2失点と試合を作った。打線の援護には恵まれないものの、復帰後は負けなしだ。チームは6連勝と波に乗っているが「自分がやることは変わらない。残り試合数も少ないので、目の前の試合を全力でやるだけです」と語る。
オリックス戦を終えると、移動日を挟んで27日から首位決戦を含む12連戦が待ち受けている。先発・中継ぎともにやりくりが大変になるが、「長いイニングを、というよりも、先発している以上は毎イニング、毎イニングをしっかり全力で投げ切るだけです」と意気込む。
「オリックスには一発のある打者も多いし、(打線を)つなげてしまうときつい。特に下位打線を塁に出して上位につながらないように気をつけたい」と東浜。「チームは諦めていないし、全部勝つつもりでやっている。自分も試合に向かう姿勢に変わりはないです」と力強く勝利を宣言した。
(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)