田中将大、今季最終登板は5回途中4失点 初回3点援護もリード守れず降板
初回に自らの悪送球などで3失点で同点、3回に勝ち越しソロ許す
ヤンキースの田中将大投手は26日(日本時間27日)、敵地レイズ戦に先発。4回0/3、6安打4失点で降板となり13勝目はならなかった。今季はロードで負けなしの右腕だが、このままいけば“今季初黒星”を喫することになる。防御率3.75となった。
ヤンキース打線は初回にウォーカーの11号3ランで先制し右腕を援護。田中は初回。スミスに左前打を浴び二盗を許すとダフィーに四球を与え無死一、二塁のピンチを招く。ここでウェンドルに中前タイムリーを浴びると、ファムを三振に打ち取ったが、クロンの投ゴロを田中が二塁へ悪送球し2点目を献上した。
さらにキアマイアーに死球を与え1死満塁。ここでアダムスに三塁へタイムリー内野安打を浴び同点に追いつかれた。初回は3三振を奪ったが計36球を投げ3失点と苦しい立ち上がりとなった。
2回は3者凡退に抑えたが、3回に先頭のファムにバックスクリーンへソロを浴び勝ち越しを許す。4回は先頭のバウアーズに右前打を浴びたが後続を打ち取り無失点で切り抜けた。
打線は1点を追う5回。1死満塁のチャンスを作ったがスタントンが三ゴロ併殺に倒れ無得点に終わった。田中は5回もマウンドに上がったが先頭のロウに右前打を浴びたところで降板となった。2番手にはホルダーがマウンドに上がった。
一発勝負の10月3日(同4日)のワイルドカードシリーズに先発する可能性もあったが、2試合連続で不安定な投球を見せた田中。今シーズン最後の登板が今後にどう響くのか注目が集まる。
(Full-Count編集部)