カブスとブルワーズのPO進出決定! 地区優勝は0.5ゲーム差の大接戦
カブスは延長10回に劇的サヨナラ勝利
ナ・リーグ中地区1位のカブスと2位のブルワーズが26日(日本時間27日)、プレーオフ進出を決めた。両チーム揃って勝利して今季92勝目を飾り、ワイルドカード(WC)2位以上が確定。カブスは4試合、ブルワーズは3試合を残す中、両チームのゲーム差はわずか0.5。地区優勝争いは最後の最後までもつれそうだ。
本拠地にパイレーツを迎えたカブスは、初回に1点を先制されるも、その裏に2点を奪って逆転に成功。3回と4回にもそれぞれ2点ずつを加え、大きくリードした。だが、5回に1点を返されると、8回には名手バエスの失策もからんで2失点。2点リードで迎えた9回にマルテに2点二塁打を許し、同点に追いつかれた。だが、延長10回にアルモラJr.が値千金のタイムリーを左翼へ運び、劇的サヨナラ勝利でプレーオフ進出を手に入れた。
また、ブルワーズは同じくプレーオフ出場を狙う同地区3位のカージナルスと敵地で対戦。3回にショウの右翼タイムリーで1点を先制したが、4回に同点に追いつかれてしまう。だが、直後の5回に再びショウがタイムリー。今度は左翼へ運んだ当たりが勝ち越し打となり、接戦を制したチームは2011年以来7年ぶりとなるプレーオフ進出を決めた。
中地区優勝をかけて2チームは0.5ゲーム差のデッドヒートを演じる。カブスは27日(同28日)にパイレーツと対戦した後、28日(同29日)からカージナルスとの3連戦。一方のブルワーズは28日からタイガースとの交流戦3連戦でシーズン終了を迎える。カブスが逃げ切るのか、ブルワーズが追い上げるのか。最後まで目が離せない展開になりそうだ。
(Full-Count編集部)