ヤクルトが打線爆発でV3広島に意地の勝利 広島・野村は6回途中7失点と炎上
先発・星は4回途中3失点降板も、雄平が10号3ランなど4安打
■ヤクルト 9-3 広島(27日・マツダスタジアム)
ヤクルトは27日、敵地での広島戦に9-3で打ち勝った。前日は屈辱の完封負けで広島のV3を許したが、その鬱憤を晴らすような2桁安打の猛攻で白星を飾った。
0-0で迎えた3回。2死から青木が四球を選ぶと、山田とバレンティンの連続タイムリーで2点先制に成功する。先発の星は、直後の3回裏に野間のタイムリーと阿部の犠飛で同点とされ、さらに4回無死満塁から田中の右犠飛で1点を勝ち越され、無念の降板となった。
だが、ここで打線が奮起。5回2死から山田とバレンティンが連打で出塁すると、続く雄平が10号逆転3ラン。さらに、6回1死一塁から坂口のタイムリー三塁打、青木の中堅タイムリーで2点を加えると、8回にも青木が2打席連続タイムリー、雄平がこの日4安打目となる左翼タイムリー二塁打で王者を突き放した。
広島は、先発の野村が5回1/3を1発を含む11安打3四球7失点と炎上し、今季5敗目を喫した。
(Full-Count編集部)