大谷翔平、3安打2打点1盗塁の大暴れにエ軍最敬礼 「このショーはエミー賞もの」
エンゼルス公式ツイッターがハイライト動画を作成
エンゼルスの大谷翔平投手は28日(日本時間29日)、本拠地アスレチックス戦で「4番・DH」で22試合連続スタメン出場し、3打数3安打2打点1盗塁の大活躍を見せた。チームの8-5の勝利に貢献する「大谷劇場」に、球団公式ツイッターは「エミー賞ものだ」と異例の称賛に出ている。
もはや野球のカテゴリーには収まりきらないショータイムだった。大谷は第1打席で左前打を放ち4試合連続安打をマークするとその後、三盗を決めて今季10盗塁目を記録。これにより、メジャー史上初となるシーズン20本塁打、10盗塁、10登板の快挙を成し遂げた。
さらに3回の第2打席で右翼線二塁打を放ち今季23度目のマルチ。5回1死一、三塁で迎えた第3打席ではメジャー初の犠飛となる左犠飛で今季60打点目をマーク。7回の第4打席は快足を飛ばし投手へのタイムリー内野安打を放ち今季4度目の猛打賞を記録した。
エンゼルスの公式ツイッターは、この日の大谷の大暴れぶりをハイライト動画にまとめて、「このショーはエミー賞ものだ」とコメントを添えて公開した。エミー賞とは米国テレビ芸術アカデミー主催で、テレビ版のアカデミー賞としても知られる権威ある賞だ。アメリカでは「ショータイム」の愛称で親しまれる大谷の目を見張る活躍は、野球の世界を飛び越えて、エミー賞の栄光にもふさわしいと、球団公式ツイッターは脱帽している。
これには現地ファンもツイッターで反応。「鉄板だ」「そして、新人王も」「エクセレントだ。来年はオオタニを実際に見にいきたい」と賛同の声を挙げていた。
2001年のマリナーズのイチロー会長付き特別補佐以来、日本人4人目となる新人王へ加速する大谷。シーズン最終盤でスケールの大きさが際立っている。