ロッテが本拠地10連敗…ベテラン石川炎上に井口監督「らしい投げっぷりがない」
5番起用のルーキー安田は4三振「次回対戦した時にどう考えていくか」
■オリックス 7-1 ロッテ(29日・ZOZOマリン)
ロッテは29日のオリックス戦(ZOZOマリン)に1-7で敗れ、本拠地10連敗を喫した。
オリックスの先発・山岡を相手に、2回に井上が22号ソロを放ったが、その1点のみ。井口監督は「真っすぐを打ち損じている。1年間(チームの)課題にしてきたこと」と苦言を呈した。
先発の石川は初回に4失点を喫した。指揮官は「石川らしい投げっぷりがない。何を考えて投げているのか。調子のいい悪いはあるが、チームの軸になる投手。真っすぐは走っていなくて、かわそうとしていた」と手厳しかった。
2試合連続でクリーンアップの「5番・DH」で起用したルーキー安田は、山岡のチェンジアップと縦に変化するスライダーに苦しみ、4打席連続三振に倒れた。「いいピッチャーを、いつも打てるわけではない。自分で考えて、次回対戦した時にどう考えていくか」と、指揮官は残り少ないシーズンでの経験を、来季の糧にしてほしいと願っていた。