巨人、9回に逆転&サヨナラでCS進出に望み 岡本同点打&長野が劇的一打
本拠地最終戦で劇的勝利、広島大瀬良は16勝目ならず
■巨人 5-4 広島(30日・東京ドーム)
巨人は30日、東京ドームでの広島戦に5-4でサヨナラ勝利。1点を追う9回に岡本のタイムリーで同点に追いつくと、長野のサヨナラ打で試合を決めた。負ければ2位浮上の可能性が消滅するところだったが、ギリギリで踏ん張り本拠地最終戦に勝利。クライマックスシリーズ(CS)進出にも望みをつないだ。
巨人は初回にマギーの犠飛で大瀬良から1点を先制。しかし、先発メルセデスは直後の2回に安部に同点打を浴びる。3回には田中俊、マギーの連続タイムリーで2点を勝ち越したが、メルセデスは5回に田中に同点2ランを浴びた。
7回からは2番手の畠が登板。1イニング目は無失点に抑えるも、8回も続投すると、松山の犠飛で勝ち越しを許す。8回は2番手・一岡から2死満塁の好機を作ったが、陽岱鋼が中飛で3アウト。1点ビハインドで9回を迎えた。
しかし、最終回は坂本のヒット、田中俊の四球で好機を作ると、岡本が同点打。さらに、1死満塁としてから長野がセンターへサヨナラ打を放った。
すでに負け越しが決まっている巨人だが、CS進出に望みをつないだ形。一方、広島は大瀬良が7回3失点で降板。今季16勝目なら菅野(14勝)に2差となり、最多勝が確実となるところだったが、最終回に中崎が踏ん張れず、白星が消えた。
(Full-Count編集部)