侍J、武田は1失点も“修正力”見せる 牧田は“超クイック”披露
武田は2回1失点、牧田は1回を無失点
侍ジャパン日本代表のソフトバンク・武田翔太投手が6日のプエルトリコとの強化試合(ヤフオクドーム)で登板し、修正力の高さを見せた。
1点ビハインドの4回から3番手で登板。1死から4番・シルバの四球、サントスの右翼線安打で一、三塁にピンチを広げ、続くヒメネスにあっさり右犠飛を許した。
だが5回は一転してテンポの良い投球を披露。アルベロを遊直、J・リベラを得意のカーブで空振り三振。J・ゴンザレスを遊ゴロと3者凡退に抑えた。世界野球プレミア12では11日のメキシコ戦(台湾・天母)で先発予定。2イニング目でつかんだ手応えを本番に生かしたいところ。
一方、2点ビハインドの6回から4番手で登板した西武・牧田和久投手は“超速クイック”を披露。先頭のJ・ロペスを下手投げから浮き上がる直球で1ボール2ストライクと追い込んでからの4球目。セットポジションから走者なしにもかかわらず、左足を上げずに真っすぐ前へ踏み出した。129キロの直球が内角低めに決まり見逃し三振。打者が反応することも出来ない速さだった。
続くソーンに左前安打を許したが、後続を断ち切り無失点。世界野球プレミア12で第2先発として期待されているサブマリンが、さすがの投球術を見せた。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count