今季で引退の西武・松井稼頭央、107日ぶりの安打 「7番・DH」でスタメン
前日には10年ぶりの優勝が決まり、仲間の手で7回胴上げされる
■日本ハム – 西武(1日・札幌ドーム)
今季限りで現役を引退する西武の松井稼頭央外野手が、107日ぶりの安打を放った。1日、敵地・札幌ドームでの日本ハム戦。「7番・DH」で引退発表後初めてスタメンに名を連ねた松井は、2回の第1打席で三塁線を破る二塁打を放った。
10年ぶりリーグ優勝を決めた9月30日の日本ハム戦後には、辻発彦監督に続いて、仲間たちの手で7回胴上げされた松井稼。歓喜の瞬間から一夜明けたこの日、9月5日の日本ハム戦(旭川)以来となるスタメン出場した。
2回2死一塁でこの日最初の打席に立った松井は、2ボール2ストライクから2球ファウルで粘ってからの7球目、日本ハム先発の上沢の真っ直ぐを捉えた。打球は三塁の右を抜けて左翼線への二塁打。6月16日の中日戦(メットライフD)以来、107日ぶりの安打となった。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)