ブルワーズがサヨナラ勝ちで先勝! 延長10回ムスタカスが右前適時打で決める
4番手のヘイダーは1回1/3、無安打3奪三振の圧巻投球
■ブルワーズ 3-2 ロッキーズ(日本時間5日・ミルウォーキー)
メジャーリーグは4日(日本時間5日)、ナ・リーグ地区シリーズ第1戦が行われブルワーズが3-2で延長戦を制し先勝した。延長10回にムスタカスがサヨナラタイムリーを放った。
両チーム無得点で迎えた3回。1死からケーンが四球を選ぶと、続くイエリッチが初球の85.1マイル(約137キロ)のチェンジアップを捉えバックスクリーンへ1号2ランを放ち2点を先制した。
ブルワーズは巧みな継投策でロッキーズ打線を翻弄。先発のウッドラフが3回無安打無失点で降板すると、4回から2番手で登板したバーンスも2回1安打無失点と続く。さらに6回からは3番手クネバルが1回2/3を無失点で抑えると、7回2死走者なしの場面から左腕ヘイダーが4番手で登板。ダールを97マイル(約156キロ)の直球で空振り三振に仕留めた。
ヘイダーは8回のマウンドにも上がり先頭のストーリーを97マイル(約156キロ)の直球で空振り三振、続くゴンザレスを81マイル(約130キロ)のスライダーで空振り三振、デスモンドを97マイル(約156キロ)の直球で中飛球に抑えた。イニング跨ぎとなったがヘイダーは1回1/3、無安打3奪三振とパーフェクト投球となった。
9回のマウンドには右腕ジェフレス。先頭から連打を浴び無死一、二塁のピンチを背負うとブラックモンに右前タイムリーを浴び1点を失う。さらにルメーヒューの遊ゴロをアルシアが取りそこない無死満塁。アレナドの中犠飛で同点に追いつかる。
試合は延長戦に突入。ブルワーズは先頭のイエリッチが四球で出塁するとワイルドピッチで二塁へ進塁。1死からショーが申告敬遠で一、二塁。代打・グランダーソンは遊ゴロに倒れ2死一、三塁となったがムスタカスが右前へサヨナラタイムリーを放ち試合を決めた。
(Full-Count編集部)