侍J・小久保監督も大暴れの中田に脱帽 連夜のV打に「中田さまさまですね」
メキシコ戦に続く辛勝に「なかなか楽には勝たせてもらえない」
侍ジャパン日本代表が12日の世界野球「プレミア12」1次ラウンド第3戦・ドミニカ共和国戦(台湾・桃園)で4-2と勝利し、3連勝をマークした。2点リードの7回に2番手の小川(ヤクルト)が同点2ランを被弾する苦しい展開となったが、8回に中田(日本ハム)が左翼線へ勝ち越しの2点二塁打。試合後、小久保裕紀監督も「中田さまさま」と称賛した。
この日は先発の武田(ソフトバンク)が4回まで無失点に抑えながらも右足をつるアクシデントで緊急降板。2番手の小川は5回、6回とゼロで抑えたものの、7回に左翼の筒香(DeNA)の飛球の目測を誤るミスも絡み、2ランを被弾。同点に追いつかれた。
しかし、8回に2死二、三塁とチャンスを作ると中田が低めに落ちるフォークを左翼線へ打ち返し、勝ち越しの2点二塁打。この日は4回にもタイムリーを放っており、3打点。前日のメキシコ戦でも5打点と爆発しており、指揮官も「昨日今日と中田さまさまですね」と笑顔を浮かべた。
開幕戦の韓国戦は投打がかみ合い5-0と快勝したが、メキシコ戦、ドミニカ戦と辛勝。小久保監督も「なかなか楽には勝たせてもらえない」と振り返り、14日の米国戦に向けて「明日(13日)、1日試合が空く。リフレッシュして明後日(14日)につなげたい」と力を込めた。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count