松井秀喜氏以来、ヤ軍史上3人目 サンチェス、宿敵Rソックス相手にPSで2発

松井秀喜氏とゲイリー・サンチェス(右)【写真:Getty Images】
松井秀喜氏とゲイリー・サンチェス(右)【写真:Getty Images】

2本目はフェンウェイパーク史上最長の146メートル特大弾

■ヤンキース 6-2 Rソックス(日本時間7日・ボストン)

 ヤンキースは6日(日本時間7日)、敵地での地区シリーズ第2戦レッドソックス戦に6-2で勝利し、対戦成績を1勝1敗の五分とした。5回3安打1失点4奪三振1四球と好投した田中将大投手をリードしたゲーリー・サンチェス捕手は、打撃でも2本塁打の活躍。ポストシーズン(PS)で宿敵レッドソックス相手の1試合2本塁打は、松井秀喜氏以来3人目となった。

 サンチェスは1点リードの2回にソロ本塁打を放つと、3-1で迎えた7回には試合を決める3ラン。敵地フェンウェイパークを沈黙させた。7回に放ったグリーンモンスター越えの一発は飛距離479フィート(約146メートル)。MLB公式サイトが2015年に解析システム「スタットキャスト」を導入してから、フェンウェイパークでの最長弾となった。

 米メディア「CBSスポーツ」では、このホームランを「モンスターショット」と表現。フェンウェイパークでの最長弾だったことを紹介しつつ、「ヤンキースのプレーオフ史上、レッドソックス戦で複数本塁打を記録した3人目の選手となった」とも伝えている。

 地元テレビ局「YESネットワーク」電子版のコラムニスト、セス・ロスマン氏はツイッターで「ゲーリー・サンチェスがポストシーズンのレッドソックス戦で複数本塁打を記録した3人目のヤンキース選手に」と紹介。残り2人は「ヒデキ・マツイ(2004年ア・リーグ優勝決定シリーズ第3戦)、ジェイソン・ジアンビ(2003年ア・リーグ優勝決定シリーズ第7戦)」だという。

 レギュラーシーズンではメジャー史上最多の267本塁打を記録した強力ヤンキース打線。今季108勝と圧倒的な強さを見せたライバルをポストシーズンでは打ち砕くことができるだろうか。

(Full-Count編集部)

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