オリ小谷野、涙の現役最終打席は遊ゴロ ファンは日ハム時代の応援歌も演奏
ベンチでは福良監督も涙
■ソフトバンク 6-4 オリックス(5日・京セラドーム)
今季限りで引退するオリックスの小谷野栄一内野手が5日、本拠地ソフトバンク戦で現役最後の打席に立った。
小谷野は2点ビハインドの最終回、2死走者なしの場面で代打で出場。涙を浮かべながら打席に立った。スタンドでファン全員が“惜別ボード”を掲げ、オリックスと日本ハム時代の応援歌が交互に鳴り響く中、ソフトバンクの守護神・森と真っ向勝負。3球全てストレートで、最後は147キロを打って遊ゴロに倒れた。
オリックスは4-6で敗れ、今季最終戦を終えたものの、小谷野の現役最終打席を見守ったファンからは温かい拍手。福良監督も目に涙を浮かべ、ベンチに戻ってきた小谷野を迎え入れていた。