田中将大が今季も勝負強さ発揮 5回1失点の快投披露 勝利の権利持って降板
初回にジャッジが3戦連続アーチで先制
■Rソックス – ヤンキース(日本時間7日・ボストン)
ヤンキースの田中将大投手が6日(日本時間7日)、敵地での地区シリーズ第2戦レッドソックス戦に先発。5回を1発含む3安打4奪三振1四球1失点と快投し、3-1の6回から救援にバトンタッチ。勝利投手の権利を持ってマウンドを下りた。
初回にジャッジの3戦連続となる左中間ソロ、2回にサンチェスの左翼ソロとマカッチェンの適時打で3点の援護をもらった田中は、コーナーを突く丁寧な投球で3回までレッドソックス打線を2安打無失点。4回1死からボガーツに初球の内角速球をセンターへのソロ弾とされ、2死から四球で走者を背負ったが最少失点で切り抜けた。
2点リードの5回はレオンを三ゴロ、ブラッドリーJr.を空振り三振、ベッツを中飛に仕留め、16球で3者凡退に仕留めた。アーロン・ブーン監督は6回からベタンセスを投入。田中は78球(48ストライク)を投げて降板した
田中は昨季までプレーオフでは4試合に投げて2勝2敗、防御率1.44の圧倒的な成績を残すなど、大舞台では勝負強さを発揮していた。この日もレッドソックス打線を効果的に抑え、チームの勝機をつないだ。
(Full-Count編集部)