田中将大、5回1失点の好投でヤ軍1勝1敗のタイに「なんとか踏ん張れた」

レッドソックス戦で好投したヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】
レッドソックス戦で好投したヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】

5回78球での降板にも「自分としては出し切った」

■ヤンキース 6-2 Rソックス(日本時間7日・ボストン)

 ヤンキースの田中将大投手が6日(日本時間7日)、敵地で行われた地区シリーズ第2戦レッドソックス戦に先発し、5回1失点と好投した。4回にソロを浴びたものの、5回を3安打4奪三振1四球1失点にまとめ、3-1の6回から救援にバトンタッチ。チームは6-2で勝利し、勝利投手となった。

 初戦に敗れたチームにとって、1勝1敗のタイとする白星を呼んできた田中の好投。試合後はテレビのインタビューに応じ「初戦落としていたので、敵地でタイにしてホームに帰りたいと思っていた。なんとか踏ん張れたかなと思います。事前に立てたプランに沿ってどれだけ投げられるかがキーになると思っていた。初回に先制点取ってもらえたのが大きかったですね」と語り、納得の表情を浮かべた。

 レギュラーシーズン最後の2登板は4回5失点、4回3失点とともに5回もたずに降板していた右腕。「ラスト2登板は信じられないくらい悪くて、どうしていこうかというところだった。時間が空いた中で形にすることができた。その前の2登板よりはよかったです」。シーズン最終登板だった9月26日(同27日)の敵地レイズ戦からの期間で修正に成功した。

 わずか78球、5回での降板となったが、田中の表情はさっぱりしたもの。「こういうゲーム展開というのもありますし、短期決戦ということもありますし、自分としては出し切った。(6回も)行けと言われれば行けましたけど、采配の一部だと思っています」と話し、自身の投球内容とチームの勝利に充実感をにじませていた。

(Full-Count編集部)

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