【プレミア12】韓国、エース金廣鉉が米国戦で5回途中2失点で降板
かつての“日本キラー”も今大会不本意な投球
プレミア12韓国代表のエース・金廣鉉(キム・グァンヒョン)が、今ひとつピリッとしない。15日の1次ラウンド最終戦、米国戦(台湾)で先発。140キロ台中盤の直球、切れ味抜群のスライダーで押し、初回から3イニング連続で3者凡退。安定した立ち上がりを見せたが、5回に一気に崩れた。
先頭の4番・マクブライトの左越え二塁打、スクラファニの四球で無死一、二塁のピンチを招き、パストルニッキーに先制の中前適時打を浴びた。続く無死一、三塁ではロールフィングに初球144キロ直球を痛打され右翼線適時打を献上。1死二、三塁から、メイに四球を与えたところで降板となった。この回だけで2四球3安打で2失点した。
8日の侍ジャパンとの開幕戦(札幌ドーム)では2回2/3で5安打2失点KO。すでにチームは決勝トーナメント進出を決めているが、かつての“日本キラー”は不本意な投球が続いている。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count