ブルワーズ、破竹3連勝で地区S突破一番乗り! 7年ぶりリーグ優勝決定S進出へ
4点リードの9回にはハム・アルシア弟がダメ押し弾
■ブルワーズ 6-0 ロッキーズ(日本時間8日・ミルウォーキー)
ブルワーズは7日(日本時間8日)、敵地で行われたロッキーズとの地区シリーズ第3戦に6-0で完封勝利し、3勝無敗でリーグ優勝決定シリーズ進出を決めた。第2戦に続く完封勝利で、3試合で許したのは2失点のみ。投打のかみ合った効果的な試合運びで、両リーグを通じて地区シリーズ突破一番乗りを果たした。
地元で2連勝した勢いをそのままに敵地に乗り込んだ。初回に1死一、三塁からショーが二ゴロに倒れる間に、三塁走者のイエリッチが先制ホームを踏んだ。4回には1死からアギラールが左翼へソロ弾を叩き込むと、2死二、三塁から相手投手のボークと暴投で2点を追加した。
投げては、先発マイリーが初回を3者凡退に抑えると、2回と3回に走者を得点圏に置きながら粘投して無失点。2点リードの5回2死一塁でブラックモンを迎えたところで、カウンセル監督は2番手としてクネベルを投入し、見事3球で空振り三振に務めた。
救援陣がロッキーズ打線を無安打無失点に抑える快投リレーでつなぐと、打線は9回に日本ハムのオズワルト・アルシアの弟オーランド・アルシアとブロクストンがソロ2連発でダメ押しした。
前回地区シリーズ突破を果たした2011年は、リーグ優勝決定シリーズでカージナルスに2勝4敗で敗れた。ア・リーグに所属した1982年にはリーグ優勝を果たしているが、1998年にナ・リーグ所属となって以降はリーグ優勝の経験はなし。球団史上初のワールドシリーズ優勝を目指し、12日(同13日)から始まるリーグ優勝決定シリーズでは、ドジャースまたはブレーブスの勝者と火花を散らす。
(Full-Count編集部)