侍J、準々決勝プエルトリコ戦は前田が先発 小久保監督「ねじ伏せてほしい」
宣言通りの5連勝、「チームとしてはいい形で成長してきた」
侍ジャパン日本代表は15日、世界野球「プレミア12」1次ラウンド最終戦、ベネズエラ戦で6-5と競り勝ち、5戦全勝での決勝トーナメント進出を決めた。1点を追う8回、中田(日本ハム)が逆転の2点二塁打。最終回に松井(楽天)が逆転を許したが、その裏に中村晃(ソフトバンク)が1死満塁からレフトへサヨナラ打を放った。
試合後、小久保裕紀監督は「最後、今宮がでて打線がよくつないで逆転できた」と笑みを浮かべ、苦しみながらも5連勝を達成した結果に「チームとしてはいい形で成長してきた。今日の試合は1次ラウンド通過を決めた後だったんで選手も大変だったと思うけど、いい形で準々決勝に入れる」と振り返った。
16日の準々決勝の相手はA組4位のプエルトリコに決定。先発について、「前田健太でいく」と指揮官。「日本のエースですから、堂々とねじ伏せてほしい」と力を込めた。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count