韓国、微妙な判定に泣く 米国に延長10回の末に敗戦 1次R3位通過に
1次ラウンド最終戦で米国に2-3で競り負ける
プレミア12韓国代表が15日、1次ラウンド最終戦、米国戦(台湾・天母)で微妙な判定に屈し、延長10回の末、2-3で敗れた。
問題の場面は延長10回2死一塁。米打者・エイブナーへの4球目、一塁走者・フレイザーが二盗を試みた。捕手・姜珉鎬(カン・ミンホ)は二塁・鄭根宇(チョン・グンウ)へストライク送球。フレイザーの左スパイクは鄭根宇のグラブの上に乗り判定はアウトかに思われたが、まさかのセーフ。続く5球目。3番・エイブナーの勝ち越しの右前適時打につながった。
前打者・フレイザーをバント失敗併殺打に仕留め、ベンチのムードは最高潮。それだけにショックの大きい判定となった。
映像でも何度もスローで疑惑のシーンが流された。1点を追う延長10回無死一、二塁からの攻撃では無得点。すでに決勝トーナメント進出を決めているとは言え、韓国にとっては後味の悪い敗戦となった。
グループBは5戦全勝の侍ジャパンが首位突破。2位・米国、3位・韓国、4位・メキシコで16日からの決勝トーナメント進出を決めた。ベネズエラ、ドミニカ共和国の敗退が決まった。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count