前田健太はPO初登板で1回無失点 ドジャースが3勝1敗で3年連続地区S突破!
マチャドが先制打&3点弾の活躍でブレーブスに引導
■ドジャース 6-2 ブレーブス(日本時間9日・アトランタ)
ドジャースは8日(日本時間9日)、敵地での地区シリーズ第4戦ブレーブス戦に6-2で勝利し、対戦成績3勝1敗でリーグ優勝決定シリーズ進出を決めた。初回に1点を先制するも、一時は逆転を許す苦しい展開。だが、6回に代打フリースの2点適時打で逆転すると、7回にはマチャドが左翼席に3点弾を叩き込み、勝利を確かなものとした。
鳴りを潜めていたマチャドのバットが目覚めた。初回2死一塁から左翼へ二塁打を運び、先制点を演出。1点リードで迎えた7回には、無死一、二塁の絶好機で左翼へ3ランを叩き込み、4点リードに広げた。
今シリーズでは第2戦に2ランを放ったが、それが第3戦までの唯一のヒット。爆発力のある打撃と強肩を見込まれ、トレード期限前にオリオールズから移籍してきた大型遊撃手は、真価の問われるプレーオフでなかなか結果を出せずにいた。だが、負けたら2勝2敗の五分に戻される大事な一戦で、1発を含む2安打4打点と力を発揮。3年連続地区シリーズ突破に大貢献した。
先発ヒルは1点リードの5回に、2四球と送りバントなどで2死二、三塁としたところで、代打スズキに左翼へ逆転2点タイムリーを献上。5回に1死満塁としたところで降板したが、2番手マドソンが無失点に抑える好救援。8回には前田健太が今季プレーオフ初登板に臨み、2死から2連打で一、三塁としたが、最後は代打デューダを中飛に打ち取り、無失点で切り抜けた。最後は守護神ジャンセンが締めた。
ドジャースは12日(同13日)から敵地で始まるリーグ優勝決定シリーズでブルワーズと対戦する。2年連続リーグ優勝、そして悲願のワールドシリーズ制覇に向け、まず1つ関門を超えた。
(Full-Count編集部)