ブ軍指揮官、リーグ優勝決定S“凱旋試合”に意気込み 「ゾクゾクする気分だ」

ブルワーズのクレイグ・カウンセル監督【写真:Getty Images】
ブルワーズのクレイグ・カウンセル監督【写真:Getty Images】

ミルウォーキーがあるウィスコンシン州出身のカウンセル監督

 ブルワーズは12日(日本時間13日)から本拠地ミルウォーキーでドジャースとリーグ優勝決定シリーズに挑む。試合前日のこの日(同12日)は最終調整を行い、大一番を前にクレイグ・カウンセル監督が取材に応じた。

 ミルウォーキーがあるウィスコンシン州出身のカウンセル監督にとっては最高の舞台が整った。“凱旋”試合を前に興奮を隠せない様子で「ゾクゾクする気分だ。引退した後に考えていたことは、どんな形であれこの球団の役に立たちということだった。ミルウォーキーに、そしてウィスコンシンに野球で貢献する為にね。監督になるというプランを掲げていたわけではない。ただ貢献したい思いがあった。この場所にたどり着けたのは、間違いなく素晴らしいことだ」と語った。

 第1戦にはジオ・ゴンザレスが先発するが「彼ら(ドジャース)の打線とのマッチアップの利点を生かしたいと思っている。我々の投手陣の起用法は、従来のものとは少し異なる。それは誰もが知っていること。ジオには多くのアウトを取ってもらうことを期待している。どれ程のアウトを取ってくれるか、注目している」と理由を説明した。

 打線の軸となるイエリッチはレギュラーシーズン後半に相手先発のカーショーからホームランを放っているが「彼(カーショー)のような投手というのは、(前回の対戦から)修正をしてくるもの。しっかりと良い球を投げてくるだろう。だから、これは素晴らしい2人の選手が対決すると言うことだ。どんな選手でも、対戦した打者、投手との過去の結果はしっかり覚えているものだから」と警戒心を強めていた。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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