前田健太、リーグ優勝決定Sでイエリッチ警戒 「選択肢が削られている状態」
13日からリーグ優勝決定シリーズでブルワーズと対戦
ドジャースの前田健太投手が12日(日本時間13日)からリーグ優勝決定シリーズを戦うブルワーズ戦に向け意気込みを語った。この日(同12日)、敵地ミルウォーキーに到着し報道陣の取材に応じた。
ドジャースはブレーブスとの地区シリーズを3勝1敗と勝ち越しリーグ優勝決定シリーズ進出を決めた。前田も8日(同9日)の第4戦に登板し勝利に貢献。登板間隔も空いたことで「休みもあって間も空いているので疲れは取れてくると思います。感覚も投げながら掴めていけたら。いつも通り入っていけると思います」と語った。
自身は3年連続でリーグ優勝決定シリーズとなるが「まず、ここを勝たないとワールドシリーズにいけない。しっかりと1戦1戦、一戦必勝で戦っていって何とか勝てるように一生懸命頑張っていきます」と力を込めた。
好調なブルワーズ打線をどう抑えるかがワールドシリーズ進出のカギを握る。レギュラーシーズンで打率.326、36本塁打、110打点をマークしポストシーズンでも本塁打を放っているイエリッチに「状態は本当にいい。投げるボールが少なくなってきている。選択肢が削られている状態。そういうところが今は嫌なところ。基本的に率の高いコース、球種が多い。ランナーがいる時に対戦しないこと、長打を打たれないことを気をつければ」と警戒した。
世界一を目標に掲げる右腕は「1勝、1敗が大きく左右される。自分の登板は大切にしないといけない」と語り、ブルワーズとの大一番に向かう。
(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)