韓国が7回にようやく初安打 鄭根宇が大谷のノーノー阻止

東京Dもため息に包まれる

 韓国代表の鄭根宇(チョン・グンウ)内野手が19日、侍ジャパンの大谷翔平(日本ハム)のノーヒットノーランを阻止した。

 プレミア12準決勝(東京ドーム)に「1番・二塁」でスタメン出場。三ゴロ、右邪飛で迎えた7回先頭の第3打席。1ストライクからの2球目。真ん中高めの149キロをコンパクトに振り抜き、中前へ打ち返した。大谷の快挙を期待した東京ドーム中から、思わずため息が漏れた。

 ハンファでプレーする鄭根宇は韓国球界で通算打率3割1厘をマークする好打者。06年から10年連続20盗塁以上をマークし、今季まで通算322盗塁と足もある。08年北京五輪、09、13年WBCと国際経験豊富だ。

 後続が倒れ得点にはつながらなかったが、韓国球界を代表する切り込み隊長が、日本最速男の無安打投球を止めた。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY