ソフトバンクCS初戦の先発はミランダ 「とても光栄。全力で頑張る」
ハムとの2度目の対戦に「自分が持っているものを出し切りたい」
13日に幕を開けるクライマックスシリーズのファーストステージ。日本ハムを迎え撃つソフトバンクは、6勝左腕のミランダに初戦の先発マウンドを託す。
最短2戦で決着する超短期決戦の初戦。工藤公康監督は、その大事なマウンドを今季途中に加入したキューバ出身左腕に託した。ミランダは「とても光栄に思っているし、全力でチームに貢献できるように頑張りたい」と意気込みを語った。
日本ハムとは9月23日に対戦。6回2/3を無失点に抑えて勝ち投手になっている。「あの時はしっかりとした準備をして臨んだし、自分自身も満足のいく投球だった」と振り返った。その対戦経験を踏まえて、13日の試合では「落ちる球もストレートも大事だが、他の球種も含めて、とにかく自分が持っているものを出し切りたい」と力を込めた。
来日以前に短期決戦の経験はないというミランダだが「負けられない重要な戦いが続くので、レギュラーシーズンとの違いを感じるかもしれないが、それにしっかりと順応して投げていきたい」と平常心で臨んでいくつもりだ。
「応援してくるファンのためにも、しっかりとした投球をして勝利に貢献したい」。シーズン後半の救世主となった左腕は、ポストシーズンでもチームに勢いをもたらしてくれるはずだ。
(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)