12日に第1次戦力外通告期間が終了 12球団で計66選手が非情通告受ける
ヤクルト由規、DeNA荒波らも戦力外通告
今季のプロ野球は12日に第1次戦力外通告期間最終日を迎えた。今季はセパ合わせて66人の選手が戦力外通告を受けた。
パ・リーグでは、ソフトバンクとオリックスが最多8選手ずつに来季の契約を結ばないことを告げた。楽天はベテラン捕手の細川亨に戦力外通告。細川はソフトバンクに所属した2016年、シーズン終了後にコーチ就任を打診されたが、現役続行を希望して楽天に移籍。今季はわずか2試合の出場にとどまっていた。日本ハムは、早稲田大ソフトボール部から2011年ドラフト7位で入団した大嶋匠捕手を戦力外に。大嶋は12日に自身のツイッターで現役引退を発表した。
セ・リーグでは、DeNAが荒波翔外野手や須田幸太投手ら最多9選手に来季の契約を結ばないことを告げた。ヤクルトは由規投手、鵜久森淳志外野手ら8人を戦力外に。阪神は西岡剛内野手に戦力外通告。西岡はロッテから米ツインズへ移籍。2013年に阪神と2年契約を結び、日本球界に復帰した。今季まで阪神では6シーズンをプレーしたが、相次ぐ怪我などで思うような成績が残せなかった。
今季の第1次戦力外通告期間ではパ・リーグが33人、セ・リーグも33人で計66選手が非情通告を受けた。
現役引退を決意する選手がいる一方で、新天地で復活の機会を探る選手や育成契約を結び直す選手もいる。各選手の今後の動向が大きく注目される。