レッドソックス・上原浩治が復帰戦で好投 1回無失点で今季3セーブ目

現地メディアも「コウジが復活」と速報

 右肩の張りで戦線を離脱していたレッドソックスの守護神、上原浩治投手が現地時間17日のホワイトソックス戦で復帰し、今季3セーブ目を挙げた。ESPNが「コウジが復活」という見出しで報じた。

 8回まで力投を見せたエース、ジョン・レスター投手から引き継ぎ、3-1リードで迎えた9回裏からマウンドに上がると最初の打者、指名打者のアダム・ダンをいきなり三振に仕留め、完全復活をアピールした。

 2アウトからアレクセイ・ラミレスにレフト前ヒットを許したが、後続をシャットアウト。13球を投げ、うちストライクは9球。今季無失点で防御率0・00をキープした。昨年ワールドシリーズ制覇に貢献した絶対守護神としての役割を今季もきっちりと果たしている。

 上原は12日のヤンキース戦直前のキャッチボールで右肩に張りを訴え、戦線から離脱していた。2012年に右広背筋痛で長期離脱した時の症状に似ていたため、クラブの首脳陣も心配していた。ボストンに戻り、精密検査を受けた結果、異常なしと判断されていたため、この日の試合前、ジョン・ファレル監督が「コウジがリリーフで起用できるようになった」と語っていたという。

 上原は期待通りの復活劇でチームの2連勝に貢献している。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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