日本ハム大谷、ダルビッシュに並ぶ“最速&最年少”の2億円到達なるか
12月上旬に契約更改へ
日本ハム・大谷翔平投手が12月上旬に札幌市内の球団事務所で契約更改交渉を行うことが決まった。
大谷の今季年俸は1億円。高卒3年目での大台到達は01年の西武・松坂大輔投手(現在はソフトバンク)以来2人目だったが、来季年俸は一気に2億円超の提示を受ける可能性もある。
参考になるのが日本ハム・ダルビッシュ有だ。高卒3年目の07年に初の開幕投手を務め、26試合登板で15勝5敗、防御率1・82、210奪三振。沢村賞、リーグMVP、最多奪三振、ゴールデングラブ賞、ベストナインのタイトルを獲得し、チームのリーグ優勝、日本シリーズ進出(中日に敗退)に貢献した。
ダルビッシュは同年オフには年俸7200万円から1億2800万円アップの2億円プラス出来高でサイン。高卒4年目での2億円到達が史上最速なら、21歳も最年少だった。
大谷も個人成績なら負けていない。今季は初の開幕投手を務め、15勝5敗、防御率2・24、勝率7割5分で、パ・リーグ投手3冠。野手では48試合出場で打率2割2厘、5本塁打、17打点で軒並み打撃成績を下げ、チーム成績もリーグ2位だったものの、球界を代表するエースとなった。
チーム成績こそ及ばないものの、投手成績だけでダルビッシュ級のチーム貢献度を見せた大谷。花巻東高時代から憧れる大投手に並ぶ史上最速&史上最年少の2億円プレーヤーとなれるか注目だ。(※金額は推定)
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count