151キロ左腕、センバツV二刀流…スカウトが語る日ハム新入団選手の魅力は?

ドラ1上原は「なかなかいない素材」

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日本ハムの上原健太(左)と加藤貴之(右)【写真提供:北海道日本ハムファイターズ】

 日本ハムの新入団選手記者会見が21日、札幌市内にある国の重要文化財である北海道庁赤れんが庁舎で行われた。

 今秋のドラフトでは高校生2人、大学・社会人は6人。ドラフト1位の190センチ左腕・上原健太投手(明大)には来季の先発ローテ入りが期待されるなど即戦力中心となった。

 チーム統括本部アマチュアスカウトグループの大渕ディレクターが、新人8選手の持ち味などを紹介した。

○1位・上原健太投手(うえはら・けんた)
1994年3月29日生まれ、沖縄県出身。21歳。190センチ85キロ。左投左打。広陵高―明大

大渕ディレクター(以下・大渕)「身長190センチ、体重85キロ。この身長でありながら、最速151キロ。こういう選手は過去のプロ野球でもなかなかいない素材。今年こそ直球が走りませんでしたが、逆に変化球のスライダー、チェンジアップで投球の幅を広げたと思ってます。身体能力の高さは折り紙付きで、日本ハムの明大先輩・岡に50メートル走で負けたことのない足の速さを持っています。これからまだまだ伸びる素材です。今年の顔として頑張って欲しい」

○2位・加藤貴之投手(かとう・たかゆき)
1992年6月3日生まれ、千葉県出身。23歳。182センチ82キロ。左投左打。拓大紅陵高―新日鉄住金かずさマジック

大渕「社会人で5年間磨き上げた腕と人間性で来年から即戦力としてチームに貢献してくれると期待している。抜群の制球力とベース上でクロスする直球が最大の武器。テンポも良く、打者の右左に関係なく簡単に抑えてくれる。すぐに札幌ドームで見られると思う」

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