151キロ左腕、センバツV二刀流…スカウトが語る日ハム新入団選手の魅力は?

センバツV右腕・平沼は「正遊撃手となった暁には、二刀流の話が出てくるかも」

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日本ハムの井口和朋(左)、平沼翔太(中央)と田中豊樹(右)【写真提供:北海道日本ハムファイターズ】

○3位・井口和朋投手(いぐち・かずとも)
1994年1月7日生まれ、神奈川県出身。21歳。175センチ82キロ。右投右打。武相高―東農大北海道オホーツク

大渕「魅力は140キロ台後半の力強い直球とキレのあるスライダー。なんと言ってもマウンド度胸がいい。高校時代は無名だったが、網走での並はずれた努力がプロ入りにつながった。地方大学でアピールするチャンスは少なかったが、全国大会、日本代表で結果を出してきた。そういう勝負強さを持っている。中継ぎ陣に割って入る活躍を期待しています」

○4位・平沼翔太内野手(ひらぬま・しょうた)
1997年8月16日生まれ、福井県出身。18歳。178センチ78キロ。右投左打。敦賀気比高

大渕「春夏の甲子園での活躍はめざましいものがありました。勝負運、勝負に対する気持ちの強さは後から身につくものではない。平沼選手はすでに持っている。投手の才能も非凡だったが、日本ハムのスカウト陣は高い打撃の技術と身体能力に期待して、遊撃手として勝負して欲しいと思っています。正遊撃手となった暁には、二刀流の話が出てくるかもしれない。既成概念を打ち壊すファイターズらしい選手として活躍して欲しい」

○5位・田中豊樹投手(たなか・とよき)
1993年12月1日生まれ、佐賀県出身。21歳。180センチ90キロ。右投右打。佐賀商高―日本文理大

大渕「150キロの角度のある球は打者を圧倒する迫力がある。九州人らしく余計な物言いはせず、マウンドで黙って結果を出す風格がある。胸板の厚さ、肩幅の広さと頑強な体つきです。強い体はプロでも重要。1日でも早い1軍での活躍を期待しています」

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