引退の平野恵一が描く夢 「オリックスと阪神の日本シリーズができるように」
第2の野球人生をスタートさせた平野恵一
今季限りで現役を引退した平野恵一。金本新監督に誘われ、すでに阪神の2軍守備走塁コーチとして第2の人生をスタートさせている。
そんな中、11月23日に京セラドームで開催された「Bs Fan-Festa 2015」のイベントの中で引退セレモニーが行われた。
「たくさん素晴らしい選手がいる中で、自分を選んで応援してくれたファンの皆様。本当にありがとうございました」
自分の言葉で伝えたかったという平野恵はこれまで支えてくれた首脳陣、裏方、選手など自らに関わった全ての関係者に向け感謝の言葉を贈った。小さな体で14年もの間、プロ野球人生を駆け抜けた男らしい、最後の勇姿を2万2千人のファンに見せつけた。
エース・金子がマウンドに立ち女房役には伊藤。そして背番号5のユニホームを身にまとった平野恵が左打席に入った。3球目にセフティーバントを試みると最後は一塁ベースに向け豪快なヘッドスライディングを見せた。