無失点リレーの田澤純一が今季初勝利、上原浩治が4セーブ目! レッドソックス監督も「我々は彼らに重度に依存している」
脅威の防御率「0.00」コンビ
レッドソックスが19日のオリオールズ戦で、今季いまだ無失点の日本人リレーで4-2勝利を収めた。2-2で迎えた7回二死の場面で登場した中継ぎの田澤純一投手が1回1/3を無安打で抑え、今季初の勝利投手に。最終回に登場した守護神、上原浩治投手は最初の打者を四球で出したが、圧巻の3者連続三振で今季4セーブ目を挙げた。
昨年のワールドシリーズ制覇に貢献した日本人コンビの活躍にジョン・ファレル監督も大満足。レッドソックス公式ツイッターが指揮官の「彼らは結果を出し続けている。ストライクゾーンにズバズバ投げ込んで、勝負している。試合終盤では我々は重度に依存している」という絶賛コメントを披露した。
同じ試合で田澤に白星、上原にセーブが付いたのは、公式戦では昨年10月19日のア・リーグ優勝決定シリーズ第6戦目のタイガース戦以来。その時は田澤が4番手、上原が6番手でマウンドに上がり、ともに無失点の好投でワールドシリーズ進出を決める1勝を挙げている。
田澤は今季9試合に登板し、いまだ無失点。1勝2ホールドを挙げている。13日のレッドソックス戦で復帰即セーブを挙げた上原も7試合無失点。驚異の防御率0・00コンビはワールドシリーズ連覇の鍵を握りそうだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count