打者を滑稽に見せるカーショーの“宝刀” キレ味抜群のカーブは「史上最高」
MLB公式ツイッターが動画を公開、米ファン絶賛「今まで見た中で最高のカーブ」
■ドジャース 5‐2 ブルワーズ(日本時間18日・ロサンゼルス)
ドジャースのクレイトン・カーショー投手が17日(日本時間18日)、本拠地でのリーグ優勝決定シリーズ第5戦ブルワーズ戦で7回3安打1失点9奪三振と快投し、チームを5-2での勝利に導いた。ドジャースは3勝2敗として、2年連続でのワールドシリーズ(WS)進出に王手。カーショーが4回2死で投じた“宝刀”カーブの動画をMLB公式ツイッターが公開すると、ファンから「史上最高のカーブ」「完璧」と絶賛の声が相次いで上がった。
3回に先制点を奪われたカーショーだったが、その後は快投だった。4回以降は1人の走者も出さず、3回2死から7回終了で降板するまで13打者連続アウト。ブルワーズ打線を寄せ付けなかった。
なかでも、4回2死の場面でクラッツに投じた1球は圧巻だった。カウント1-1からの3球目、代名詞のカーブは大きく浮き上がってブレーキがかかり、外角低めに沈んだ。クラッツは全くタイミングが合わず、ボールとバットが大きく離れた空振り。そして、4球目のスライダーで遊ゴロに倒れた。
打者が滑稽に見えてしまうほどの抜群のキレ味を誇るカーブ。MLB公式ツイッターが動画を投稿すると、ファンは続々と称賛した。
「史上最高のカーブを投げる。間違いない」
「カーブショー」
「1日中見ていられる」
「全く変わらないね。これが大好きだ。今まで見た中で最高のカーブ」
「クレイトン・カーショーは今でもMLB最高投手の1人だ。プレーオフで頼りになる」
「フェアじゃない」
「完璧」
「えげつない! それ以外の言葉では言い表せない」
「すごい!」
まさにエースの仕事で、ドジャースを勝利に導いたカーショー。第1戦では4回途中5失点と炎上していたが、“汚名返上”の投球でチームに大きな1勝をもたらした。