Rソックス5年ぶりWS進出 1敗から4連勝でリーグV 左腕プライスPO先発初勝利

6回無失点奪三振と快投したRソックスのデビッド・プライス【写真:Getty Images】
6回無失点奪三振と快投したRソックスのデビッド・プライス【写真:Getty Images】

昨季覇者アストロズを4勝1敗で圧倒

■Rソックス 4-1 アストロズ(日本時間19日・ヒューストン)

 ア・リーグ優勝決定シリーズ第5戦が18日(日本時間19日)、ヒューストンのミニッツメイドパークで行われ、レッドソックスがアストロズに4-1で勝利し、対戦成績4勝1敗で、2013年以来5年ぶりとなるリーグ優勝を飾った。

 今季メジャー最多108勝の底力を見せた。この日の先発は、レッドソックスが左腕プライス、アストロズが右腕バーランダーのサイ・ヤング賞投手対決。2回まで0-0の戦いが続いたが、3回、今季打点王のマルティネスが均衡を破った。1死走者なしで打席に立つと、バーランダーが投じた4球目カーブを捉え、左翼席に飛び込む先制ソロとした。

 その後も互いに一歩も譲らなかったが、6回にレッドソックスが仕掛けた。先頭モアランドが左翼への二塁打で出塁。続くキンズラーが右前打で無死一、三塁とすると、21歳のデバースが左中間スタンドへ3ランを運び、一気に4点リードとした。

 サイ・ヤング賞、そして2度の最優秀防御率を誇るプライスは、この日までプレーオフでは11試合に先発しながら白星がゼロ(救援として2勝)。プレーオフではなぜか好投できなかった左腕は、この日の大一番では6回を投げて3安打9奪三振無失点と快投を披露し、先発としてプレーオフ初勝利を飾った。

 7回に2番手バーンズがゴンザレスにソロ弾を許したが、昨季覇者の反撃はそこまで。盤石な継投で見事勝利を収めた。

 レッドソックスは本拠地で行われた第1戦に敗れたものの、第2戦から4連勝でアストロズを退けた。23日(同24日)からは本拠地フェンウェイパークにナ・リーグ覇者を迎え、世界一決定戦を繰り広げる。

(Full-Count編集部)

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