宿敵レッドソックスはヤンキース・田中将大の攻略に自信!? ボストンの地元メディアが対戦を前にマー君を特集
最も印象的なのは異なる文化に非常に早く順応していること
ヤンキースの田中将大投手(25)との初対戦に向け、レッドソックスが本拠地を置くボストンの地元メディアが相次いで特集を組んだ。
宿敵に加入したルーキー右腕は、選手だけでなくメディアやファンにとっても新たな標的。今季、レッドソックスからヤンキースへと移籍したジャコビー・エルズベリー外野手との2人は、敵地で早くも“歓迎ムード”に包まれている。
田中は現地時間22日(日本時間23日午前8時10分開始)のレッドソックス戦に先発予定。地元紙ボストン・グローブは、田中とエルズベリーを合わせた形で、対戦前に特集記事を組んだ。ヤンキースが2人の契約総額に計3億1000万ドル(約316億円)を費やしていることに触れ、大ブーイングが予想されるフェンウェイ・パークでの初対戦を煽っている。
ただ、記事の中心になっているのは、早くもメジャーに適応し始めた田中について。レッドソックスのジョン・ファレル監督は「彼のことは気になる。彼は日本から大きな話題とともにやってきた。最も印象的なのは、異なる文化に非常に早く順応していることだ」と話したという。
ファレル監督は松坂大輔がレッドソックスに入団した2007年当時、投手コーチを務めていたことで知られている。松坂をメジャーに慣れさせていくために、フラストレーションがたまることもあったという。ただ、田中は現時点でそのような問題を抱えていない、と同紙は指摘している。警戒レベルは間違いなく上がっている。