倍増8000万円で更改の日ハム中島 来季は「ネバネバ」&「フルイニング」
球団からの高評価に「予想よりも多かったので、うれしかったです」
日本ハムの中島卓也内野手が、飛躍の2015年を振り返った。
福岡工高から08年ドラフト5位でプロ入り。決して注目される存在ではなかったが、今季は遊撃手のレギュラーとして全試合出場。34盗塁で初の盗塁王、パ・リーグ遊撃手部門でベストナインに輝いた。打率は2割6分4厘だったものの、ファウルで粘るカット打法で1打席の平均投球数4.32球はリーグ1位の粘り強さだった。
11月には侍ジャパン日本代表の一員として世界野球「プレミア12」にも出場した24歳。高卒8年目となる来季の目標、意気込みなどを語った。
――契約更改交渉で倍増となる年俸8000万円(推定)でサインした。
「予想よりも多かったので、うれしかったです。(球団からは)チームへの貢献度を評価してもらいました」
――チームへの貢献度とは?
「守備と打撃と走塁。全部含めてだと思う。目立つプレーはなかったが、打撃で粘ってとか。そういうところを評価してもらいました」