ドジャース、2年連続リーグ制覇&WS進出 “守護神”カーショーで最終決戦制す
ベリンジャー逆転弾&プイグ3ラン、30年ぶり世界一へRソックスと名門対決へ
■ドジャース 5-1 ブルワーズ(日本時間21日・ミルウォーキー)
ドジャースは20日(日本時間21日)、敵地でのナ・リーグ優勝決定シリーズ第7戦を5-1で制し、2年連続のリーグ制覇、ワールドシリーズ進出を決めた。先発のビューラーが5回途中6安打1失点と好投。打線はベリンジャーが逆転2ラン、プイグが追加点の3ランとホームラン2発でブルワーズを沈めた。前田健太投手は登板しなかった。ドジャースは、23日(同24日)から敵地ボストンで開幕するワールドシリーズ(WS)でレッドソックスと激突する。
先制したのはブルワーズだった。初回、ポストシーズンに入って不調のMVP候補イエリッチがドジャース先発ビューラーから先制ソロ。本拠地は大きく沸いた。
しかし、直後の2回、ドジャースは先頭マチャドが技ありのセーフティーバントで出塁。続くベリンジャーがチャシンからセンターへ2ランを叩き込み、あっという間に逆転に成功した。
その後はビューラーが好投。一方、ブルワーズも3回から救援エースの左腕ヘイダーを投入する。ヘイダーは3回1安打無失点と期待に応える快投。一方、ビューラーも無失点に抑え、5回2死からケインに二塁打を浴びたところで降板。2番手ウリアスがイエリッチに左中間への大飛球を打たれたものの、左翼テイラーがスライディングキャッチする超美技で救った。
すると、6回、ドジャースは3番手左腕セデーニョからマンシーがヒット。ブルワーズは右腕ジェフレスを投入するも、ターナーのヒットなどで2死一、三塁とする。ここでプイグがセンターへ叩き込む3ラン。4点リードとした。
ドジャースは7回2死からジャンセンを投入。本来の守護神があっさりと4アウトを取ると、9回は第5戦で7回3安打1失点と好投していたエース左腕カーショーが中2日で登板して試合を締め、23度目のリーグ優勝を決めた。
昨季、ワールドシリーズ第7戦でアストロズに敗れたドジャース。1988年以来30年ぶりの世界一を目指し、レッドソックスとの名門対決に挑む。