ドジャース、2年連続WSへ 前田健太は世界一誓う「去年の悔しさ晴らせるように」
30年ぶり世界一へRソックスと対決「去年は悔しい思いをしたので」
■ドジャース 5-1 ブルワーズ(日本時間21日・ミルウォーキー)
ドジャースは20日(日本時間21日)、3勝3敗で迎えた敵地でのナ・リーグ優勝決定シリーズ第7戦を5-1で制し、2年連続のリーグ優勝、ワールドシリーズ進出を決めた。ベリンジャーの逆転2ラン、プイグの3ランとホームラン2発で5点を奪うと、投手陣は7回途中から守護神ジャンセン、9回はエース左腕カーショーとつなぐリレーで逃げ切った。23日(同24日)から敵地ボストンで開幕するワールドシリーズ(WS)でレッドソックスと激突。この日、登板機会がなかった前田健太投手は「去年の悔しさを晴らせるように頑張りたい」と30年ぶりの世界一を誓った。
初回にイエリッチのソロで先制を許したドジャースだったが、直後の2回にベリンジャーが逆転弾。5回2死二塁では2番手ウリアスがイエリッチに左中間への大飛球を打たれたが、左翼テイラーのスーパーキャッチが飛び出してピンチを脱した。
6回にはプイグが3ランを放ち、4点リードに。7回2死から守護神ジャンセン、9回は第5戦で7回3安打1失点と好投していたエース左腕カーショーが無失点に収め、23度目のリーグ優勝を決めた。
試合後は歓喜のシャンパンファイト。テレビインタビューに応じた前田は、レッドソックスとの東西の名門対決となるワールドシリーズに向けて「僕自身、納得いく結果ではなかったですけど、チームが勝ったことが一番。去年ワールドシリーズで悔しい思いをしたので、今年は去年の悔しさを晴らせるように頑張りたいです」と誓った。昨季、前田もブルペンでフル稼働したドジャースはワールドシリーズ第7戦でアストロズに敗れ、世界一を逃した。
「いいところもありましたし、悪いところも出た。とにかくまたチームに貢献できるように頑張りたいです。苦しい試合が今シーズンずっと続いてますし、このシリーズもそうですけど、大変な試合が多いので、精神的にしんどいですけど、勝つことでそれが報われると思うので。最後ワールドシリーズだけなので、とにかく一生懸命頑張りたいです」
ドジャースにとっては1977、78年以来のワールドシリーズ連続出場。今年こそ頂点に立つつもりだ。
(Full-Count編集部)