広島が前田健太のメジャー移籍容認 米国でも瞬く間にニュース広まる
広島がポスティングの利用を容認、米記者が次々と報告「マエダをポスティングにかける」
広島が前田健太投手のポスティングシステム(入札制度)利用を容認したというニュースは、米国内でも瞬く間に広まった。
日本での報道を受け、MLBの選手の移籍情報などを網羅する「MLBトレードルーマーズ」はすぐに「日本の広島カープは、ケンタ・マエダをポスティングにかける」と伝えた。「ポスティング決定の報道により、年齢面、安定した通算成績、ドラフト指名権を失うリスクなし、というメリットがある前田が、FA市場に魅力的な存在として躍り出た」と分析している。
さらに、米野球専門雑誌「ベースボール・アメリカ」のベン・バドラー氏はツイッターで「ケンタ・マエダは最高額の2000万ドルでポスティングにかけられるだろう。これが日本での最後の2試合のレポートだ」として、過去に「ベースボール・アメリカ」で掲載した前田の記事のリンクを貼っている。
今後は広島が譲渡金の額を設定し、この金額を支払う意思のある全ての球団と前田側が30日間交渉できる。バドラー氏は、すでに米国でも大きな注目を浴びている右腕の譲渡金を広島が上限の2000万ドル(約25億5000万円)に設定すると見ているようだ。