日ハム中田、2億4500万円で8年連続一発サイン 「出来高を全部取ろうと」
「希望額とは違うけど、自分に重圧かける意味で」、来季は「30本が最低ノルマ」
日本ハムの中田翔内野手が4日、札幌市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、4500万円アップの年俸2億4500万円プラス出来高(金額は推定)でサインした。
今季は2年連続で全試合出場し、打率2割6分3厘、自身初の30本塁打。2年連続大台突破となる102打点をマークした。打撃タイトルの獲得はならなかったが、ベストナイン、ゴールデングラブ賞に輝いた。
中田は2日に「今年は真剣に考えたい。納得できなかったら、それなりの話をさせていただきたい」と“銭闘”を宣言。交渉する島田球団代表も「話が合わなかったら、球団側が保留しようかなと思います。どうなるか分からない」と“徹底抗戦”の姿勢を示していた。
年俸3億円前後での攻防になると見られていたが、2億4500万円プラス出来高で、8年連続となる一発サイン。「自分が思っていた希望額とは違いましたけど、でも、インセンティブの条件が良かったので。自分にプレッシャーをかける意味でも良かった。インセンティブを全部取ったろうかなと思います」と話した。
「今年悔しい思いをしたので、来季絶対に優勝をつかんでいこうと思っている」と意気込んだ主砲は「(ホームラン)30本は最低ノルマ」と誓った。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count