日ハム大谷、ダルと並ぶ最速での年俸2億円も…金銭感覚は「変わらない」

「お金はすべてでないが、もちろん、それも魅力の1つ」

　日本ハムの大谷翔平投手が、ダルビッシュに並ぶ高卒4年目で年俸2億円に到達した。4日に札幌市内の球団事務所で契約更改交渉し、倍増となる1億円アップの年俸2億円で一発サインした。

　今季は初の開幕投手を務め、15勝5敗、防御率2.24、勝率7割5分で、パ・リーグ投手3冠。ベストナインにも選ばれた。打撃では48試合出場で打率2割2厘、5本塁打、17打点で昨季から成績を下げたが、投手としては圧倒的な能力を見せつけた。

　高卒4年目での2億円到達は08年のダルビッシュ（現レンジャース）以来。会見では言葉を選びながらも、飛躍の2014年や来季へかける思いなどを明かした。

――サインは？

「しました。（金額は）倍です。単年です」

――高卒4年目での2億円到達はダルビッシュと並び球団最速。

「うれしい気持ちと、また来年頑張らないといけない気持ちの両方があります」

――イメージしていた評価か？

「それだけの評価をしてもらったので、ありがたいなと思います。それぐらいをもらうだけの価値がある人物か自分で自問自答しながら日々やっていければプラスになるかなと思います」

――高卒4年目で2億円。周囲からは、さらに憧れの存在になる。

「お金はすべてでないが、もちろん、それも魅力の1つ。プロ野球選手はお金をもらえるイメージにつながりますし、魅力は感じてもらえるかなと思う。その金額に恥じない取り組みが出来ればと思います」