契約更改中間チェック、ここまでの各球団増減トップ3は?【パ・リーグ編】

日ハム大谷&増井が1億増で2億円到達、最多安打記録の秋山は8800万円増

 契約更改の中間チェック、セ・リーグに続きパ・リーグ各球団を見てみたい。ここまでの上がり幅、下がり幅が大きかった選手は誰か――。

 12月5日の時点でアップ額が最も大きったのは日本ハムの大谷翔平と増井浩俊の両投手で共に1億円増となった。大谷は15勝(5敗)、防御率2.24、勝率.750で投手3冠に輝き、ダルビッシュ有(現レンジャーズ)と並ぶ球界最速での2億円到達。一方、日本ハムの守護神は56登板でリーグ2位の39セーブを記録し、防御率1.50。侍ジャパンとして世界野球「プレミア12」にも出場し、2億2000万円で更改した。3位は216安打のシーズン最多安打記録を達成した西武の秋山翔吾外野手で8800万円増。倍増以上の上がり幅で1億5000万円となった。

 一方、下がり幅が最も大きかったのは日本ハムの武田勝投手で7000万円減。37歳のベテラン左腕はFA権を行使せず、4000万円で更改した。続いて武田久投手が6200万円減の1800万円でサイン。3番目の下がり幅となったのは楽天の後藤光尊内野手で6000万円減の9000万円となった。

 セ・リーグと同じくパ・リーグも、トリプルスリーを達成したソフトバンク柳田悠岐外野手ら注目選手が更改を控えており、今後も話題を呼びそうだ。

 以下が各球団の増減のトップ3。(※12月5日時点。金額は推定。データはスタッツ・ジャパン提供)

【ソフトバンク】

△アップ
1二保(投) 2250万円増→3000万円
2森(投) 2200万円増→7000万円
3飯田(投) 700万円増→2500万円
3高田(内) 700万円増→2100万円

▼ダウン
1山田(投) 550万円減→1700万円
2岩崎(投) 500万円減→3900万円
2城所(外) 500万円減→1900万円

【日本ハム】

△アップ
1増井(投) 1億円増→2億2000万円
1大谷(投) 1億円増→2億円
2中田(内) 4500万円増→2億4500万円

▼ダウン
1武田勝(投) 7000万円減→4000万円
2武田久(投) 6200万円減→1800万円
3藤岡(投) 1100万円減→1200万円

【ロッテ】

△アップ
1大嶺祐(投) 1820万円増→3640万円
2香月良(投) 1190万円増→2090万円
3中村(内) 1000万円増→2500万円

▼ダウン
1大松(外) 640万円減→2520万円
2伊藤(投) 600万円減→2400万円
2根元(内) 600万円減→4400万円

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY