バンデンハークは「特A」 2015年新外国人を採点【パ・リーグ編】
新助っ人を4段階で評価、バンデンハークは「文句なしのA」
今季も各球団の成績に大きく影響を与えたのが、外国人選手の出来だ。特に新たに獲得した助っ人が結果を残せるかは重要なポイントになる。活躍すればチームにとって大きな上積みとなり、期待を裏切れば誤算となってシーズンの戦いに狂いが生じる。
2015年シーズンは、どの新外国人が輝きを見せたのか。ヤクルト、日本ハム、阪神、横浜と4球団で捕手として活躍してきた野球解説者の野口寿浩氏に、国内移籍組を含めて採点してもらった。「よくやった」がA、「まずまずだった」がB、「もっと頑張ってほしかった」がC、そして1軍でほとんど結果を残せずに「がっかりした」がDの4段階評価。今回はパ・リーグ編。
○ソフトバンク
バンデンハーク【A】 15試合登板、9勝無敗、防御率2.52
圧倒的な強さでパ・リーグを制したソフトバンクで、シーズン途中から1軍に昇格し、圧倒的なピッチングを続けた。野口氏は「文句なしのA。特Aでもいいかなと思います。シーズン最初に使われなかったのは外国人枠の問題だけでしたからね」と絶賛する。「ポストシーズンも入れたら、日本シリーズの2戦目に先発したわけですから。しかも、見事すぎるピッチングでした。文句なしです」。日本一連覇への原動力となったことは間違いない。