今季最大の増減、中日・岩瀬、ソフトバンク五十嵐の両ベテラン投手に明暗

岩瀬は2億5000万円減、五十嵐は2億円増

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岩瀬仁紀と五十嵐亮太のこれまでの成績

 7日に行われた契約更改で今季最大の増減があった。明暗が分かれたのは中日の岩瀬仁紀投手とソフトバンクの五十嵐亮太投手だ。

 中日の守護神は3億円から2億5000万円ダウンとなる5000万円でサイン。今季は負傷に苦しみ、1999年の入団以来、プロ17年目にして初めて1軍登板なしに終わった。減額制限の40%を超える83%ダウン。今オフは巨人の阿部慎之助内野手が1億8400万円ダウンの3億2600万円でサインしていたが、41歳の守護神はそれを大幅に上回る減額となった。

 一方、高い評価を受けたのは五十嵐。今季は54試合に登板し、3勝1敗2セーブ、31ホールドで防御率1.38。「勝利の方程式」の一角としてソフトバンクの日本一連覇に貢献した。契約更改では日本ハムの大谷翔平、増井浩俊両投手の1億円増を上回る2億円アップとなり、3億5000万円でサイン。2013年の入団以降、3年連続で50試合以上の登板を誇る36歳は今オフ、ここまでで12球団トップの上がり幅となった。ソフトバンクは今季トリプルスリー、首位打者と飛躍した柳田悠岐外野手も契約更改を控えており、動向が注目される。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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